留学先:マサチューセッツ工科大学合格体験記 (MIT Sloan MBA)

大学院出願準備記(出願エッセイ、インタビュー対策など)
MBA合格体験記 No.027






1.私の概要

東京大学工学部都市工学科卒業(92年)、三菱商事(株)入社(952年)、以来7年間、都市開発業務(天王洲アイル、江東区東雲、品川駅東口等)に従事しました。職務はプロジェクトマネジメントです。帰国子女ではありませんが、大学4年の時、タイに3ヶ月研究の為に滞在したことがあります。25才で女房と結婚(95年)、本年4月16日で結婚4周年です。子供はおりません。資格は一級建築士と宅地建物取引主任者と英語検定1級を持っています。



2.留学を勝ち取る

私の場合、三菱商事のMBA派遣生5名の枠に入ることが、何より難関でした。ハーバード(落ちたけど)だろうがスタンフォードだろうが、私にとっては三菱商事の留学試験に受かったことが、「人生の勝利」を掴み取ったといっても良いくらいの快挙でした。それだけ、私より優れた人など幾らでも居るし、実力だけで受かる試験ではないからです。



3.志望校の選定

感覚的な憧れはMIT、エリート意識を刺激されてハーバード、なんとも楽しそうな(暖かそうな)スタンフォードが、すぐ脳裏に浮かんだ志望校でした。あと、不動産に強いバークレー、いかにもリゾートなUCLA、取り敢えずランキングではトップのウォートン、仲の良さそうなケロッグ、が気に掛かった学校で、これら7校全て受験しました。

極めてミーハーな選定ですが、私という人間はこんなものです。女房に「どこが格好いいかな?」と聞くと、「ハーバード、MITじゃない。ボストンがアカデミックな感じ。NHKにもよく名前が出るし。」との答え。一般的日本人の認識はこの程度で、例えば、スタンフォードがサンフランシスコ近郊にあることも良く知らないのです。この日本での知名度とアメリカでのランキングとのギャップは正直言って私を大いに悩ませました。ケロッグはとてもいい学校だと思いますが、どうしてもケロッグに決めきれなかった理由は日本での知名度の低さに尽きます。所詮私は日本人、「みんなにすごいって言われたい」との感情は理性では抑えられませんでした。

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PROFILE
・留学先:MIT Sloan
・合格校:MIT Sloan, Kellogg, Wharton
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4.テスト

1) GMAT

GMAT は、クリティカル・リーズニングとか、考え方は好きでした。これがアメリカで要求される論理性と分析力かと感動したものです。でも、試験はやっぱりつらいですね。私は2回受け、680点出たので「まあ、いいか」と止めてしまいました。スタンフォードに受かった私の同僚は、ナント、GMATを6回も受け、執念で740点を取ってしまいました。要は試験、しぶとくやった奴が必ずいい点とれるのです。皆さんも才能ないなどと諦めずに、何回でもトライして下さい。いつかいい点出ますから。お金はかかりますけど。

2) TOEFL

私にはこっちの方が辛かった。というのは、セクション1がどうしても60点に行かないのです。純粋ドメスティック(純ドメ)に誇りを持っている私は、「帰国子女の苦労知らずなんかに負けて堪るか」と粋がりましたが、やはり帰国子女が上。英語だけは、子供の内に行っている奴には絶対勝てない(セクション1では)。「自分の子供には、英語だけは帰国子女で楽させてあげよう。苦労させたくない。」と本気で思いました。でも、これも所詮試験。私は約1年間受け続け、12月にやっとセクション1で60点を取りました。総合点は643点でした。



5.エッセイ

私は三菱商事の留学試験を勝ち抜いたので、自分のキャリアゴールとMBAとの関係については、既に理論構築が済んでいました(三菱商事でも最終面接で、その点が聞かれるのです)。ですから、その点以外のエッセイでは、デバリエ氏が、まさに書きなぐったような私のエッセイであっても、そのアイデアについてコメントし、アドバイスをし、私のエッセイの首尾一貫性を確実なものにしてくれました。例えば、私のMBAを学ぶ理由は堅実なものだし、私のキャリア・ゴールもまた欧米人には明瞭です。

私は、カウンセラーはただ赤をいれるだけで後は生徒任せ、という他の予備校のカウンセリングについて聞き及んでいますが、インターフェースのカウンセリングはその点が違います。サービスの質は高く完全です。その結果、私はリラックスして準備でき、自分の合格もまた確信できた、というわけです。私の”ベスト”を引き出してくれるのがデバリエ氏のカウンセリングでしたから、彼のカウンセリングを”楽チン”とさえ感じました。というのも、彼の現実のビジネスの世界でのバックグラウンド、あるいは日本における経験のため、私が、私自身について、あるいは私のアチーブメントについて、いちいち説明するために時間を浪費する、というようなことは全くありませんでしたから。確かに費用もそれなりにはかかりましたが、やはり、トップ校に受かりたいなら、間違いなくインターフェースでしょう。



6.インタビュー

私はインターフェースで2回レッスンを受講しました。この2回でポイントは十分だと思います。あとは、家で鏡見て練習するか、女房相手に仮想面接をしましょう。インターフェースのテキストブックは非常に役立ちました。これは、面接前には必ず熟読しましょう。



7.スクール訪問

私は、2月末にNY、ボストン、シカゴ、サンフランシスコ、LAとビジネススクール周遊の旅に出ました。この経験は素晴らしいものでした。実際のB- Schoolの授業がどういうものかイメージ出来ましたし、各校のイメージと実際との一致・不一致も確認することができました。それと、各校の日本人在校生の方々が恐ろしく親切で、協力的で、人間の良い面ばかり見る事が出来ました。このネットワークも将来必ず役立つと思います。スクール訪問はお薦めです。休暇を取って行きましょう。



8.最後に

結局、自分に合っている学校からは、合格通知が来るものだと実感しました。優秀な人が全部取ってしまうと言うのは昔の話です。同僚の2人はスタンフォードに受かりましたけど、両方ともケロッグに落ちているし、ウォートンにも落ちています。私もいい加減に受けたUCLAには落ちたようです(未だ通知ない)。お見合いと似た所があって、学校側も「この人、うちの学校向きだな」と感じる部分で、合否が決まっているのではないでしょうか。

最後に、皆さんへの激励の言葉として、「テストもエッセイも自分なりに一生懸命受けて下さい。そして、あとは自分の素直な感性に従って下さい。それがきっと一番いい道です。」を贈ります。





大学院留学 合格体験記
MIT SloanMBA(MITスローンMBA) Class of 2001